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アニメの監督になるためにしておくこと

アニメの監督は、昨今注目を集めています。30年前、もちろんその当時からアニメが好きな大人はいらっしゃいましたがやはりアニメは子供が楽しむものというイメージが強いものでしたが、今では大人から子供まで楽しめる娯楽として、また日本の代表的な文化のひとつとしても海外で認められているほどです。アニメ映画が興行収入1位になったという話も聞かれるほどです。では、いきなり監督になれるのかといえば、難しい話です。一人でアニメを制作し、無料動画サイトに公表するという話なら監督になれるともいえますし、そこからヒットしていく可能性だってあるかもしれませんが、現実的とは言い難いです。またどのような世界でもそうですが、一人で趣味の世界に没頭するだけでは、チームの上に立つことはできません。あらゆることを知り、周りを見回せる能力と、自分の手足として動いてもらう能力など、コミュニケーション能力も問われるものです。

制作進行という職につくことが、アニメの監督への近道

いわゆるアニメ制作会社に就職するという方法があります。アニメが好きな方でしたら、いくつかの制作会社をご存じだと思います。もちろん最初から監督になれることはありませんが、そこで作画やシナリオなどを経て演出、監督になるという形もあると思います。アニメ制作会社で制作進行という仕事に就くことも、またひとつの手段です。これは演出助手も兼ねているもので、演出の仕事は、アニメの世界では監督と同等の意味を持ちます。ですからそこで任されることが多くなっていけば、監督の仕事ができるようになることがあります。また会社で多くを勉強し、名前が知られるようになれば新しく制作会社を設立して監督になる方法もあるかもしれませんが、この方法は経営能力も問われますので、さらに多くの能力が必要になってきます。

アニメの監督になる道は、何通りかあります

アニメの専門学校に行くという手もありますし、美術系の学校を出る方法もありますが、すぐに監督に抜擢されるようなことは無いと思います。まずは制作進行、アニメーター、背景・仕上げ、撮影などの分野から始め、ここを下積みと考え約10年、そこから演出になり5年以上かかることもあります。どの分野からでもアニメの監督になれる可能性はあります。言ってしまえば絵が描けなくても、アニメの監督になれるし、絵が上手でもアニメ監督になれるわけではないということです。動く絵はアニメーターが描いてくれますし、声の演技は声優さんがします。細かい外の部署との連絡、内部の調整は制作進行がしますし、美しい背景は背景・仕上げの担当がします。それらを一つにまとめるのは撮影という作業の人たちがします。どこから上を目指すのかを決めるのはあなた次第ということです。

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